9月 06
2014

どういう株主であるべきなの?

株の世界に入門したばかりの人からも、よく「どういう株主でいることが理想的か?」といったような質問を耳にすることがあります。

それはおそらく「私は、どういう人間であるべきか」という質問と同じくらい漠然としたものです。

厳しい言い方を許していただければ、他人に問うようなことではありません。

なぜかというと株式市場・証券取引所にはたくさんの取引上のルールがあって、それを侵していない以上、正当な株取引が成立しているからです。

かつて証券会社の発注ミスが発端となって「ワンクリック」で、数億円~数十億円という儲けを出した個人投資家がいました。

自分の部屋でパソコンに向かって株取引をしているデイトレーダーの人です。

みなさんと同じ立場の人で、違うのは入門1年とか2年とかのビギナーではなかったというだけです。

この出来事に対しては、一部に道義的責任を問う声や非難めいた声もありましたが、ルールを守って正しく株取引をした成果ですから、彼を責めるのはオカト違いです。

法令順守の範囲内なら、どんな取引であっても認められるのが投資の世界です。

ハゲタカファンドと言って嫌がられていますが、日本の企業の財務部などでも、こうしたハゲタカファンドに巨額の資金運用を委託しています。

【参考記事:山口揚平の時事日想:ハゲタカファンドは、なぜハゲタカなのか?

風評にのって批判するだけの株主になるべきではありません。

巨万の利益でなくても、数百万、数千万の利益を追求する才能があるなら、それを狙うのも株主のあり方です。

また好きな企業を上場前から応援したり、上場後の企業に投資して株主コミュニティなどに行って楽しんだりするのも株主のあり方です。

まだ株式入門1年生のあなたですから、いろいろ考えすぎる必要はないと思います。

ただ株式市場や上場している企業では、「企業の成長を応援してくれる中長期的視点からの真のファン」を求めていることだけはたしかです。

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